ペルーの珈琲?

皆さんおはようございます!

今日も雨ですね、雨の日だと言えば、ホットコーヒーがピッタリ!

ペルーのホットコーヒー、飲んだことありますか??バランスが良く、黒糖やキャラメルのような後味が特徴です!

今日は、ペルーのコーヒーについてお話しようと思います~

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ペルーは南アメリカに位置する共和制の国家。
かつて興隆を極めたインカ帝国の中心地であり、現在も一部にその末裔となる人々が生活している。
国土を縦に切り分けるように走る山脈がコーヒー栽培の中心地となっており、一軒あたり数ha程度の小規模な農園が世界第八位の生産量のほとんどを作り出しているとのこと。
治安の悪さやインフラ未整備などの問題を抱えつつも、有機栽培を基本とした上質なコーヒー作りが行われている。

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・ペルーで栽培されているのはほとんどがアラビカ種。
標高600~2000mで気温的に霜害もないという好条件に恵まれている山岳地は、肥沃な大地とあいまって香りと味のぎゅっと詰まったコーヒー豆を作り出してくれる。
しかし国内の物流や管理の問題から、産地を特定できる状態で流通にのせることが難しく、日本でもまだあまり知名度が高いとはいえない。
政府による投資によって新しい産地での積極的な栽培も続いているようなので今後の環境整備に期待がもたれる。

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・ペルーでは欠点豆の数とそれを取り除く方法によってグレードが決まっており、グレードが低いほうからMC(MACHINE CLEANED/機械式の選別器に一回かける)
MCM(MACHINE CLEANED MEJORADO/機械式の選別器に二回かける)
ES(ELECTRONIC SORTED/機械式の選別器にかけた上で電子式の選別器にかける)
ESHP(ELECTRONIC SORTED & HAND PICKED/機械式選別器と電子式選別器にかけ、さらに人の手でハンドピックを施す)と分類される。

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・その上スクリーンサイズ(20~14)で大きさによっても分類されるので、他の国に比べてやや複雑なシステムといえるだろう。
ペルー国内でもコーヒーは良く飲まれているが、その方法がちょっと変わっている。カフェなどでコーヒーを頼むと、コーヒーカップにはお湯だけが注がれて運ばれてくるそう。
一緒に置いていく小瓶には茶褐色の液体。
実はこれは非常に濃いコーヒーのエキスで、カップのお湯に注いで希釈することで通常のコーヒーとして飲むようになっているのだそう。

・このコーヒーエキス、工場などでも作られているようだが普通のドリッパーを使用して作ることもできる。作り方は簡単。
いつも通りにコーヒー豆を挽き、ドリッパーにセット。
普通にお湯を注いで蒸らし、ドリップしていく。
そして、1分30秒~2分経ったところでドリッパーをはずしてしまう。サーバーにはドリップし始めのごく濃いコーヒー液が落ちているはずなのでこれを好みの濃さに希釈して飲む。
豆の持つ成分のうち、後半に抽出される苦味などがまだ落ちていないため、複雑さには欠けた味わいになるが、逆にすっきりとした飲みやすいコーヒーになるそうだ。

本来、ペルーのコーヒー豆も用意してありますので、皆さん是非飲んでみて下さい!