世界のコーヒー パプアニューギニア
皆様、お久しぶりです!
以前のブログでは、インドネシアのコーヒーについて紹介させて頂きました!
本日は、そのインドネシアの隣にあります、パプアニューギニアのコーヒーについて色々紹介していきたいなと思います☺
パプアニューギニアとは
パプアニューギニアは、日本から南下した場所にあります。
世界で2番目に大きい島、ニューギニア島の、東半分がパプアニューギニアにあたります。ちなみに西半分はインドネシアです☺。
ニューギニア島の周りの小さい島々もパプアニューギニアの領土であり、すべてを合わせると、日本より少し大きい面積になります。
ですが、人口は約400万人と少ないです。
昔は、スペイン・ポルトガルなどの植民地であり、その後、ドイツ・イギリスなどにも支配され、激動の時代を過ごしてきた国でもあります。
20世紀にオーストラリアができると同時にその統治下におかれ、1975年に現在のパプアニューギニアとして独立をした比較的新しい国です。
国土の大部分が山岳地帯であり、自然と人間が共存する「世界最後の楽園」と呼ばれ、近年は観光客が増加しております。
パプアニューギニアのコーヒー
パプアニューギニアのコーヒーの産地は、山岳地帯が多いため標高が高く、豊富な降水量、ミネラルが多く水はけの良い肥沃な火山灰の土壌、「一日で一年の気候を繰り返す」と言われる気象変化など、インドネシアと同様にコーヒーの栽培には最適な条件が揃っています。
機械化を行うことができない古来の森林の中で木々が育ち、原種に近いティピカやブルボンなどが手作業で収穫されております。
コーヒーの歴史
一般的に1800年代からコーヒーの歴史がスタートする地域もございます。
が、パプアニューギニアは1930年になってからヨーロッパの宣教師から持ち込まれました。
その時に持ち込まれたコーヒーが日本でも有名なジャマイカのブルーマウンテンの苗木でした。
その後、1950年代になると本格的にコーヒー豆の栽培が始まります。
近年品質のいいコーヒー豆といわれている「シグリ農園」などのコーヒー農園もこの時期に開拓されていきました。
1975年にパプアニューギニアとして独立した際に、パプアニューギニア独自のやり方でコーヒー豆を栽培し、今のパプアニューギニアのコーヒーができ上がりました。
精製方法
パプアニューギニア産コーヒーの精製方法は、ウオッシュドが用いられています。
この方法はたくさんの水を使って果肉を洗い流すため、すっきりとしたクリアな味わいに仕上がり、豆の本来の味を最も引き出せます。
完熟チェリーだけを手摘みし、通常より1日多い4日間かけた水洗発酵させます。
じっくり10日間もかけて天日乾燥したあと、完熟豆を2度にわたって卓上手選別を行います。
これによりヒスイに似た緑色と最高級の風味や品質を持つコーヒー豆ができあがります。
コーヒー豆の特徴
またパプアニューギニアのコーヒーは、標高が高く寒暖差がある地域で栽培されているため、質の高い酸味を持っています。
コーヒーの実は糖類を多く含み、焙煎すると一部の糖は酸味へと変化します。
そのため、優しい酸味が感じられます。
パプアニューギニア産コーヒーの香りの特徴は、花のような甘い香りと、かすかな香ばしさです。
パプアニューギニアは現在もティピカ種を生産する数少ない国の一つで、この品種はわずかに特有の草のような香りがあります。
深いコクと甘酸っぱい香りが混ざり合い、独特の風味が感じられます。
シグリAA
当店で取り扱いしております、パプアニューギニアのコーヒー豆は
先ほども出てきました、「シグリ農園」で栽培されている豆です。
近年、世界中で注目されていますコーヒー豆です。
天日乾燥独特の芳醇な甘み、大地の力強さを思わせる濃厚な香りが楽しめます。
ミルクとの相性もいいと聞くことがございますので、ブラック以外の飲み方をされる方にもおすすめです。
当店は、100gからの販売を通販でもさせていただいており、少量づつ色々な豆を買っていただけます。
この機会にぜひ、インドネシアとパプアニューギニアの豆を買ってみませんか☺
また、お会いしましょう。
ここまで拝読ありがとうございました。