タンザニア　中深煎り

チョコレート感とコク、甘みが焙煎度と共にグッと増します。
まとまりがありバランス良くするすると飲め、アフターで香る果実感の余韻があります。

北部、西部とは異なるタンザニア西部のコーヒー。タンザニアの産地として有名なのは、キリマンジャロ山付近の北部と、近年品質を上げてきた南部です。この両者の地域が主に有名で品質の高いコーヒーを栽培しています。しかし、キゴマ・ディープ・ブルーはどちらにも属さない地域で栽培されています。

生産地域はダルエスサラームより1,600km、タンザニア北西部に位置する「タンガニーカ湖」の付近、ブルンジやコンゴ共和国の国境付近です。この地域では数十年前からコーヒーを栽培していましたが、価格低迷の時期にコーヒー栽培からより収入の高い仕事へ転職する農家が増え、生産量としては不十分な地区でした。しかし、2000年ごろからNGOや政府機関がこの地域のコーヒー栽培に力を入れ始め、現在では品質重視の輸出業者、ドーマン社がそのあとを引き継ぎ、開発を行っています。

コーヒーの栽培に適した「肥沃で柔らかい赤土」が素晴らしいコーヒーを作り出しています。

生産国　　タンザニア
標高　　　1,500ｍ
品種　　　N39、ブルボン
精製方法　ウォッシュド

香り ☆☆☆
酸味 ☆☆
甘み ☆☆☆
苦み ☆☆☆
後口 ☆☆☆