- 商品説明
ラオス 中煎り
優しい酸味が味わいの下支えとなり、味わいに厚みが生まれます。黒糖のような優しい甘みと紅茶のような質感が特徴です。
メコン川の中流域に位置する東南アジア唯一の内陸国、ラオス。ルアンパバーンは、その北部地域に位置します。観光地としても有名な街の中心部から車を30分も走らせると、山々を望む農村部の景色が現れます。 そんなルアンパバーンの山奥には、伝統的な焼畑農法を営む山岳少数民族の人たちがいます。しかしながら人口増加や貨幣経済の流入により、焼畑はもはや持続可能な農法ではなくなっているのです。焼畑のサイクルは加速し、森林がゴムやトウモロコシのプランテーションに置き換わっていき、土が痩せてしまっています。 これまでの森とともにあった暮らしが変わって来ているのです。
2006年からルアンパバーン地域でコーヒーの生産に携わっているサフロンコーヒーは、木々の日陰で作物を育てるアグロフォレストリーという農法を用いたコーヒー栽培に取り組み始めました。日陰でも育つコーヒーにより、森を守りながらケシに代わる現金収入の手段をつくろうとしたのです。サフロンコーヒーはルアンパバーン地域の小規模農家さんに苗木を配布し、トレーニングやサポートを行っています。ルアンパバーン県の中にあるプーダムも活動地域のひとつです。農家さんが栽培可能な範囲で、コーヒーの木を育ててもらい、収穫されたコーヒーチェリーはサフロンコーヒーが必ず買うようにしています。サフロンコーヒーの日々のサポートがあるからこそ、農家さんたちは安心してコーヒー栽培に取り組むことができています。
- 商品規格
生産国 :ラオス
標高 :1,200m
品種 :ジャバ
精製 :ウォッシュド- 備考
香り ☆☆☆
酸味 ☆☆
甘み ☆☆☆
苦み ☆
後口 ☆☆☆
バン・プーダム
¥720 – ¥1,650(税込)